川崎重工、東京ガス100%子会社のタンカーに船舶運航管理支援システム「SOPass®」を納入

川崎重工は、船舶運航管理支援システム「SOPass®」を東京エルエヌジータンカー(東京ガス株式会社の100%出資子会社)に納入、同システムは、就航中のLNG(液化天然ガス)運搬船1隻に2024年2月に搭載を完了し、2024年4月より運用を開始します。

SOPass®は、衛星通信を介して船舶から取得したリアルデータと川重が持つ船舶に関する工学的知見とICT/IoT技術の融合により、船舶の運航管理に有益な情報を提供するサービスで、多岐にわたるお客様の運航管理手法に合わせ、性能解析や運航結果レポートの出力機能を提供します。

今回納入したシステムでは新たな性能解析機能とモニタリング機能により、本船性能の可視化方法を工夫することにより、お客様の運航管理業務の効率向上を実現します。

<システムの特長>
@船体および推進プラントの性能解析で、各機器の運転状態をレポーティング、このレポートを活用したメンテナンス管理をすることで、運航コストの低減や安全性の向上を実現。
@性能解析結果を出力する機能をお客様のご要望に合わせてオーダーメイドで作成、本船の性能劣化を可視化し、運航管理業務に寄与。
@本船のプラント運転状況をモニタリングする専用設計画面を作成、お客様による詳細なリアルタイムモニタリングを可能とすることで、運航管理業務のリアルタイム化を実現。

横G について

長年・川崎重工に勤務し、退職後は年金受給者です。このサイトは川崎重工の最新ニュースをわかる範囲で掲載しております。
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