陸上自衛隊においての偵察用オートバイとは汎用性の高さが特徴で、その用途は戦闘時の偵察や斥候、部隊間の伝令、拠点間の連絡業務などがあり、また災害時には初動を担い、被災状況の偵察や状況把握に即応し、二輪車の軽量さや高機動性、使用性の良さを生かしてマルチに使われ、用途は広い。
実際の偵察行動では、相手から銃撃される場合も当然考えられ、偵察バイクを駆る偵察隊や普通科などの情報小隊の隊員は89式小銃を携えて走行し、攻撃された場合、身をかがめて射撃・反撃を行なうが、一方で立ち乗りしたままの射撃も行ったり、バイクを倒し車体下部を相手に向け盾にして攻撃を避けながら反撃し、状況を把握したのち、車体の片側ステップに身をかがめ、身体を隠しながら離脱する。
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